主催:武蔵野大学 共催:THE WELL-BEING WEEK 2024
武蔵野大学ウェルビーイング学部発足記念公開シンポジウム
ウェルビーイング学とは何か?
〜世界の幸せをカタチにするための教育・研究を推進する〜
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タイムテーブル
講演者
西本 照真
武蔵野大学学長/武蔵野大学ウェルビーイング学部 教授(就任予定)
1962年広島県生まれ。1994年に東京大学大学院人文科学研究科印度哲学専攻博士課程を単位取得後退学。1996年に博士(文学、東京大学)。1997年に武蔵野女子大学(現 武蔵野大学)文学部人間関係学科専任講師に就任。武蔵野大学附属幼稚園長、学校法人武蔵野大学理事、武蔵野大学人間関係学部(現 人間科学部)学部長、同大学大学院仏教学研究科長等を歴任。日本印度学仏教学会賞、中村元賞を受賞。著書に「三階教の研究」「『華厳経』を読む」等多数。
前野 隆司
武蔵野大学客員教授・慶應義塾大学教授/武蔵野大学ウェルビーイング学部 学部長(就任予定)
1984年東京工業大学卒業、1986年同大学修士課程修了。 キヤノン株式会社、カリフォルニア大学バークレー校訪問研究員、 ハーバード大学訪問教授、 慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長などを経て、2024年4月武蔵野大学ウェルビーイング学部長就任予定。 ウェルビーイング学会会長。博士(工学)。著書に、『 ウェルビーイング』(2022年)、『幸せな職場の経営学』(2019年)、『幸せのメカニズム』(2014年)、『脳はなぜ「 心」を作ったのか』(筑摩書房,2004年)など多数。
一ノ瀬 正樹
武蔵野大学 人間科学部 教授・東京大学名誉教授/武蔵野大学ウェルビーイング学部 教授(就任予定)
1957年生まれ。土浦第一高等学校卒業。東京大学文学部卒業、東京大学大学院哲学専攻博士課程修了。博士(文学)。東京大学名誉教授・オックスフォード大学名誉フェロウ・武蔵野大学人間科学部人間科学科教授(哲学)。和辻哲郎文化賞、中村元賞など受賞。哲学会理事長、日本哲学会会長などを歴任。著書に、『死の所有』東京大学出版会、2011年、『確率と曖昧性の哲学』岩波書店、2011年、『放射能問題に立ち向かう哲学』筑摩選書、2013年、『英米哲学入門』ちくま新書、2018年、『いのちとリスクの哲学』株式会社ミュー、2021年などが、論文に、“Normativity, probability, and meta-vagueness” (Synthese, 194:10, 3879–3900, 2017)、“The Death Penalty Debate: Four Problems and New Philosophical Perspectives” (Journal of Practical Ethics, 5:1, 53–80, 2017)、「リズムの時間遡及的本性についての哲学ノート」、2019年、『フィルカル』4(1)(株式会社ミュー)などがある。
下田 正弘
武蔵野大学大学院仏教学研究科長・教授 / 東京大学名誉教授
武蔵野大学ウェルビーイング学部 教授(就任予定)
1957年生まれ。福岡県立修猷館高等学校卒業。東京大学文学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科修了(印度哲学専攻)。博士(文学)。
ロンドン大学、スタンフォード大学客員教授を経て、東京大学大学院人文社会系研究科教授。2024年4月より武蔵野大学大学院仏教学研究科長・教授を務める。日本印度学仏教学会 前理事長、日本デジタルヒューマニティーズ学会 前会長 他、役職多数。仏教功労賞・最高賞(タイ国議会)、毎日出版文化賞、デジタルアーカイブ学会第三回学会賞・学術賞、中村元東方学術賞など受賞多数。著書に『涅槃経の研究』(1997年)、『パリニッバーナ 終わりからの始まり』(2006年)、『仏教とエクリチュール: 大乗経典の起源と形成』(2020年)等、共著に『宗教学文献事典』(2007年)等、編著に『新アジア仏教史』全15巻、『シリーズ大乗仏教』全10巻等がある。
オンラインゼミのタイトル
「哲学、宗教、ウェルビーイング」
松本 紹圭
武蔵野大学客員教授・僧侶
武蔵野大学ウェルビーイング学部 教授(2026年就任予定)
武蔵野大学客員教授。僧侶/Ancestorist。株式会社Interbeing代表取締役。世界経済フォーラム(ダボス会議)Young Global Leaders Alumni、Civil Societyメンバー。東京大学哲学科卒、インド商科大学院(ISB)MBA。2012年に未来の住職塾の立ち上げ、現在まで講師を務める。著書『お坊さんが教えるこころが整う掃除の本』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)は世界17ヶ国語以上で翻訳出版。翻訳書に『グッド・アンセスター わたしたちは「よき祖先」になれるか』(あすなろ書房)。noteマガジン「松本紹圭の方丈庵」発行。ポッドキャスト「Temple Morning Radio」は平日朝6時に配信中。
【参考】Forbes JAPAN「NEXT 100」2023年6月号
https://forbesjapan.com/magazine/detail/157
菅原 育子
西武文理大学サービス経営学部 准教授・東京大学未来ビジョン研究センター 客員研究員
武蔵野大学ウェルビーイング学部 教授(就任予定)
2005年に東京大学大学院博士課程を修了し、翌2006年に博士(社会心理学)を取得。
東京大学社会科学研究所助教、東京大学高齢社会総合研究機構特任講師などを経て、2021年4月より現職。
生涯を通した、人や社会とのつながりとウェルビーイングとの関係について研究。
2023年に前野隆司先生との共著「『老年幸福学』研究が教える60歳から幸せが続く人の共通点」(青春出版社)を出版。
浦谷 裕樹
武蔵野大学 准教授/武蔵野大学ウェルビーイング学部 准教授(就任予定)
1996年京都大学理学部卒業。1999年京都大学大学院理学研究科前期課程修了。2016年子どもの呼吸誘導装置の研究成果が認められ、大阪工業大学より博士(工学)を授与。EQWELチャイルドアカデミー主席研究員などを経て、2023年4月武蔵野大学人間科学部准教授に着任、2024年4月に同大学ウェルビーイング学部に就任予定。
著書に、『子どもの天才脳を育てるコツ』(2022年)、『ポジティブ育児メソッド』(2021年)、『子どもの未来が輝く「EQ力」』(2018年)、『メンタルウェルネストレーニングのすすめ』(共著、2011年)など多数。
吉野 優香
武蔵野大学 講師/武蔵野大学ウェルビーイング学部 講師(就任予定)
2012年東京学芸大学卒業、2014年同大学大学院修士課程修了、2016年筑波大学大学院博士前期課程修了、2019年同大学大学院博士後期課程修了。筑波大学人間系博士特別研究員、立教大学現代心理学部心理学科教育研究コーディネーター、立正大学心理学部臨床心理学科特任講師を経て、2023年武蔵野大学人間科学部講師に着任、2024年4月ウェルビーイング学部へ就任予定。博士(心理学)。
主著に、『被援助場面で経験される感謝感情と負債感情の生起過程モデルの検討』(2018年・心理学研究)、『感謝を数えることが主観的ウェルビーイングに及ぼす効果についての介入実験』(2013年・東京学芸大学紀要総合教育科学系Ⅰ)など。
山田 博
プロ・コーチ、株式会社森へ 創業者/武蔵野大学ウェルビーイング学部 教授(就任予定)
1964年生まれ。東北大学教育学部卒業。(株)リクルートを経て、2004年プロ・コーチとして独立。CTIジャパンにてコーチ、リーダー養成のトレーナーとして約4千人の育成に関わる。2006年、森の中で自分を見つめ、感じる力を解き放つ 「森のワークショップ」をスタート。2011年、『株式会社 森へ』を設立。自分、人、森との対話を通じて、自らの原点を思い出す「森のリトリート」を全国各地の森で開催中。自然の摂理にゆだねて持続可能な「森のような経営」を目指し、 2018年のホワイト企業大賞を受賞。人生の目的は、「つながりを思い出す旅のガイド」。著書に『森のように生きる ― 森に身をゆだね、感じる力を取り戻す』、『森のような経営 – 社員が驚くほど自由で生き生きする。「心理的安全性」に溢れた組織づくり』(ワニプラス)、関連書籍に『人生が変わる! 無意識の整え方―身体も心も運命もなぜかうまく動きだす30の習慣』(前野隆司著、ワニプラス)、『森と共に、歩む日々』(『株式会社 森へ』)など。
島田 由香
株式会社YeeY 共同創業者/代表取締役/武蔵野大学ウェルビーイング学部 教授(就任予定)
アステリア株式会社 CWO(Chief Well-being Officer)
一般社団法人日本ウェルビーイング推進協議会 代表理事
元 ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス合同会社 人事総務本部長
慶應義塾大学卒業後、パソナを経て、米国コロンビア大学大学院にて組織心理学修士号取得。日本GEにて人事マネジャーを経験し、2008年ユニリーバ・ジャパン入社。2014年より取締役人事総務本部長に就任。人のモチベーションに着目し「WAA」など独自の人事施策を多数実行、同社はForbes WOMEN AWARDを3年連続受賞した。2017年に株式会社YeeYを共同創業し代表取締役に就任。マーティン・セリグマン博士やエド・ディーナー博士、タル・ベン・シャハー博士などウェルビーイング研究の世界的権威を招聘したカンファレスを行うなど、日本企業や社会のウェルビーイングリテラシー向上に貢献。企業の経営支援や人事コンサルティング、組織文化の構築支援などを通じて、日本企業のウェルビーイング経営実現に取り組んでいる。自身も1年の半分近くをワーケーション先で過ごすなど地域活性に情熱を燃やし、地方自治体の組織コンサルティングやワーケーションなどのコンテンツ開発支援、地域住民のウェルビーイングを高める仕組みづくりを行う。また、内閣官房 行政改革推進会議有識者議員をはじめ、内閣府、総務省、林野庁、観光庁、その他 地方自治体などにも有識者として招聘される。日本の人事部「HRアワード2016」企業人事部門 個人の部 最優秀賞。「国際女性デー|HAPPY WOMAN AWARD 2019 for SDGs」受賞。ディップ株式会社 社外取締役、Team WAA! 主宰、Japan Positive Psychology Institute 代表、一般社団法人dialogue 代表理事、合同会社NOTONO 代表。
保井 俊之
叡啓大学ソーシャルシステムデザイン学部学部長・教授
1985年東大卒、財務省・金融庁等の主要ポストを経て、官民ファンドREVIC常務取締役、国際金融機関IDBの日本ほか5か国代表理事等を歴任。2021年に開学した22世紀型大学・叡啓大学の唯一の学部の初代学部長・教授に就任。国際基督教大学より博士号(学術)。米PMI・PMP、地域活性学会副会長、PMIJ理事、ウェルビーイング学会監事、日本創造学会評議員。
専門は社会システムデザイン、社会イノベーション、金融・通貨、ウェルビーイング。
ウェルビーイングとおカネ、ウェルビーイングとテクノロジーを研究テーマとして追究。バックパッカーとして世界40か国以上を旅した経験を持つ。
中村 一浩
株式会社森へ 代表取締役/武蔵野大学ウェルビーイング学部 准教授(就任予定)
株式会社Project Design Office 代表取締役
ミスミ、リクルートなど4社で4回の新規事業の立ち上げに関わったのちに独立し、事業構想・対話・Well-beingの会社をそれぞれ立ち上げる。現在は「対話(ダイアローグ)」の日常生活への実装に向けて、様々な事業を通じて社会実験中。横浜市出身、上智大理工学部卒、事業構想大学院 事業構想修士(Master of Project Design)。慶應システムデザイン・マネジメント研究科博士課程単位取得満期退学。
著書に「ことばの焚き火」「なぜすぐに決めないリーダーが結果を出し続けるのか」「森と共に、歩む日々」「新人コンサルタントが入社時に叩き込まれる「問題解決」の基礎講座」「37.5歳のいま思う、生き方、働き方」など
秋山 美紀
埼玉県立大学 教授
武蔵野大学ウェルビーイング学部 学科長・教授(就任予定)
埼玉県立大学 看護学科 教授。博士(保健学)。専門は精神看護学・ポジティブ心理学。
東京大学医学部健康科学・看護学科卒業、東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻博士課程単位取得済み退学。人をケアする人のセルフ・コンパッションを研究。その研修は多くの医療従事者に支持されている。
著書に『看護師のための「困難を乗り越える力」 自分を思いやる8つのレッスン』、『看護のためのポジティブ心理学』、翻訳書に『職場にコンパッションを目覚めさせる: 人と組織を高める静穏なパワー』など。
楠 聖伸
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究所 研究員
武蔵野大学ウェルビーイング学部 講師(就任予定)
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科修了(システムエンジニアリング修士)
同大学大学院システムデザイン・マネジメント研究所 研究員
児童養護施設入所児童と職員のウェルビーイング、社会的養護経験者の自立支援をテーマに研究
(社福)全国社会福祉協議会に勤務。
福祉サービス利用者の支援や社会福祉関係者との連絡調整、福祉制度の改善に取り組む中、児童虐待を受けた子どもたちが直面する課題や現場職員の奮闘について学ぶ。特に、入所児童たちが18歳で施設を退所した後の自立支援が大きな社会課題となっていることから、その解決策のシステムデザイン研究を行っている。
日本福祉教育・ボランティア学習学会特任理事
ウェルビーイングダイアログカード認定ファシリテーター
グスタフ・ストランデル
武蔵野大学ウェルビーイング学部 教授(就任予定)
こひつじ会グループ・国際ケアシステム株式会社 代表取締役社長
浦安市介護事業者協議会 顧問、社会福祉法人一静会 理事、日本ケアテック協会 理事
ISO TC314 高齢社会に関する国際標準化会議 国際エキスパート、日本規格協会高齢社会対応標準化委員会 委員
アジア太平洋高齢者介護イノベーションフォーラム(シンガポール)にてGlobal Ageing Influencerに選出された
経済産業省 産業標準化事業 産業技術環境局長表彰 受賞